アンティーク家具などに使用されているローズウッドの特徴についての説明。及び、その魅力についての解説。
現代の家具とアンティーク家具の違い
現代家具は職人の手作りの家具なども数多くありますが、比較的安価で手に入れられるものは基本的には大量生産でによって生産されていて、加工された木材を流れ作業で組み立てていきます。最近流行している家具メーカーはこの手間をなくして、コストを下げる工夫をしているので、自分で組み立てるユーザーはさらにコストが下がります。
自分で組み立てる現代家具は安価なので、壊れたり、飽きてしまった場合にはすぐに買い換えられるのが特徴となっていて、様々なモデルのものを購入して楽しめるようになっています。従来の日本の家具などは色なども限られていましたが、現在では青色やピンク、赤などに加えて、パステル調の色の家具なども販売されていて、若い人たちに人気の商品となっています。
アンティーク家具は基本的には中世ヨーロッパの雰囲気が漂うものが多く、黒やダークブラウンなどが人気となっています。アンティーク家具は価格が4万円から数十万円とかなり高額なので、購入する場合にはこの家具に合う部屋作りも考えなければなりません。そのためにはヨーロッパの中世や近代を描いたドラマや映画などが参考にすることができます。
ドラマや映画に登場するアンティーク家具はインターネットなどで見つけたとしても高価なものや、現在では流通していないものが多いので、オークションサイトなどで手に入れることになります。また食器などもアンティーク風にしないと来客があった場合に、困るので、イギリス製の高級食器などを一通りそろえることも重要です。
安い費用でアンティーク風の部屋を作るには、ホームセンターで古い家具の色などを再現することの出来る塗料を購入して、気になる部分を加工することで中世のヨーロッパ風にすることができます。現代の大量生産によって作られた家具は寿命が数年と短くなっているので、部屋に高いコストをかける価値はありません。この場合などは塗料などで雰囲気作りをすれば十分です。
日本は季節によっては湿気がかなり多いので材質によっては劣化してしまうことが多いのですが、これは現代家具でもアンティーク家具でも同様で、表面をしっかりと手入れしなければ高い製品でも寿命が短くなってしまうので、毎日しっかりと手入れをして、半年から一年に一度くらいの頻度で表面を専用の薬剤などでコーティングすると、長持ちさせることができます。家具やソファーは手入れをすることが重要なので、専用の道具を購入しておく必要があります。
アンティーク家具になれる家具、なれない家具
アンティーク家具のクオリティと大量生産された家具の品質には明らかな違いがありますが、置き場所などに気をつけないと良さが伝わらなくなってしまいます。
知っておきたいアンティーク家具用語:モノポデイア
モノポデイアはアンティーク家具の用語というよりも建築用語で神などの彫刻をあしらった柱や壁を土台にして、その中の空間を収納などに利用するものです。
知っておきたいアンティーク家具用語:コラム
使い捨ての家具に比べてアンティーク家具は歴史の重みを感じさせてくれます。作りのしっかりしたものならば手入れし続けることで価値を生み出すことが出来ます。